香川県警察が東かがわ市の三本松高校を「自転車安全利用促進アンバサダー校」に指定しました。生徒自らが交通安全を考え、発信していくこの取り組み。指定式当日の様子とあわせて、その内容をお伝えします。
県内初のアンバサダー校指定と華やかな式典


三本松高校の体育館で行われた指定式には、多くの生徒が集まり、壇上には警察関係者や学校関係者が並びました。香川県警察音楽隊も駆けつけ、演奏で会場の雰囲気を盛り上げる場面も。厳粛さの中にも温かみのある式典となりました。
「アンバサダー校」とは、自転車の安全利用を学校全体で推進し、地域へと発信していく役割を担う学校のこと。自転車通学の多い高校だからこそ、生徒一人ひとりが安全意識を持つことの意味は大きいといえます。


生徒が自ら考え、提案した交通安全のかたち
式典の中で特に注目を集めたのが、三高交通安全プロジェクトによる発表です。中村りこさん、間嶋大賀さん、松尾咲希さんの3名が登壇し、東かがわ警察署との連携活動や交通安全啓発の取り組みについて報告しました。


発表の中では「どうすればヘルメットの着用率を高められるか」という問いに対して、生徒目線ならではの具体的な提案も。大人から言われるだけではなく、同世代の仲間が考え、伝えるからこそ届く言葉があるのだと感じさせる内容でした。
ヘルメット500個の寄贈と全校記念撮影


さらに、JA共済連香川からヘルメット500個が寄贈されるという嬉しいサプライズも。2023年4月から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、全校生徒分のヘルメットが届けられました。
式典の最後には、全校生徒がヘルメットを着用しての記念撮影も実施。制服にヘルメットという組み合わせが当たり前の光景になっていく、その第一歩のような場面でした。

自転車の安全は、日常のほんの少しの意識から変わっていくもの。三本松高校の生徒たちが地域の「アンバサダー」としてどのような活動を広げていくのか、これからの動きにも注目していきたいところです。