東讃発のフリーマガジン|セトナミ vol.11 2026年6月20日発行!

ライフジャケットが命を守る!引田小学校6年生が水難事故防止を学習

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7月3日、引田小学校の6年生を対象に、水難事故を防ぐための学習が行われました。

講師を務めたのは、大川広域消防職員協議会の菊池賢さん。児童たちは、ライフジャケットの正しい着用方法や、水に落ちたときに命を守るための行動について学びました。

菊池さんの説明で印象的だったのは、人が水に浮いたときの体の出方です。

ライフジャケットを着けていない状態では、水面から出るのは息をたくさん吸って止めた状態で体のわずか約2%ほど。口を水面の上に保つことさえ難しく、波や流れがある場所では呼吸を確保し続けることは簡単ではありません。

一方、ライフジャケットを正しく着用していれば、顔が水面に出やすくなり、呼吸を確保しながら救助を待つことができます。

児童たちは実際に、ライフジャケットを着けずに1分間浮かび続ける体験にも挑戦しました。しかし、思うように浮き続けることは難しく、多くの児童が水の怖さを実感している様子でした。

もし水辺で遭難した場合、大切なのは「浮いて待つ」こと。救助が来るまでの約10分間をどうやって待つのか。その時間を命につなげるために、ライフジャケットが大きな役割を果たします。

菊池さんの説明を聞く児童たちからは、驚きの声が上がる場面もありました。真剣な表情で耳を傾けたあとは、いよいよライフジャケットを正しく着用して体験へ。

水に入ると、体が自然と浮く感覚を確認。ライフジャケットを身に着けることで、体が水面に支えられ、呼吸を確保しやすくなることを体感しました。

また、集団で遭難した場合には、ばらばらに浮かぶのではなく、まとまって浮くことも大切です。固まって浮くことで、救助する側から見つけてもらいやすくなります。

菊池さんは、ライフジャケットの着用について「自転車に乗るときのヘルメットのように、当たり前のものになってほしい」と話します。

水辺で遊ぶとき、船に乗るとき、川や海の近くで活動するとき。ライフジャケットを身に着けることが、命を守る第一歩になります。

この日は、東かがわ市長と大川広域消防職員協議会の仲間と共に児童たちの学びを見守りました。

夏休みを前に、水辺で過ごす機会が増える季節。楽しい思い出をつくるためにも、正しい知識と備えが欠かせません。

ライフジャケットは、もしものときに命をつなぐ大切な道具です。

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