東かがわ市の庁用車に設置されているテレビ機能付きカーナビに関して、ＮＨＫ（日本放送協会）との受信契約が締結されておらず、受信料の未払いがあったことが明らかとなりました。
調査の結果、市長部局の車両6台および教育委員会部局が所管するスクールバス10台、計16台が該当します。なお、市内の公共施設に設置されているテレビについては、すべて適切に受信契約が締結されており、今回の事案には含まれておりません。また、ワンセグ機能付きの携帯電話も公務用としては保有しておらず、対象外となります。
未払い額は、本市での試算により約80万円に上る見込みであり、これは各機器の設置時期から令和7年（2025年）3月末までの受信料を基に算出したものです。未払い期間は、最も長いケースで15年（平成22年4月～令和7年3月）、短いものでも6か月（令和6年10月～令和7年3月）に及びます。
今回の未払いの原因は、庁用車に搭載されたカーナビであっても、テレビ機能が付いている場合にはＮＨＫとの個別契約が必要であるという認識が組織内で十分に共有されていなかったことにあります。
現在、ＮＨＫと協議を行っており、必要な受信契約を締結するとともに、未払い額が確定次第、設置時に遡って全額を支払う手続きを進めてまいります。
あわせて今後は、業務上テレビ機能が不要な機器については、受信できない機種への変更も含め、適切な対応策を講じることで、同様の事案の再発防止に努めてまいります。