東讃発!情報発信フリーペーパー【セトナミ】vol.4 2024年9月20日発行!

関西通信電線、東かがわに新工場 兵庫の機能移設

放送・通信用ケーブル製造の関西通信電線(兵庫県宝塚市)は香川県東かがわ市に新工場を建設する。すでに主力工場を置く東かがわ市内に宝塚市の本社工場の機能を移し、生産性を高める。建築面積は約6300平方メートルで2018年8月にも稼働を予定する。

同社は本社工場で主にLAN配線など通信用ケーブル、東かがわ市内の3工場でテレビ放送用の同軸ケーブルなどを生産する。製造拠点をすべて東かがわ市内に集約することで生産の効率化とともに品質管理の一元化を狙う。

新工場は総投資額が約12億4000万円。香川県や東かがわ市の企業誘致に関する助成を得る。年間約1200万メートルという本社工場のケーブルの生産機能を移し、15人の新規雇用を見込む。

新工場の面積は本社工場の約2倍あり、東かがわ市内に分散している既存工場の機能も徐々に移していく計画。新工場は高松自動車道の白鳥大内インターチェンジ(IC)に近く、原材料の調達や製品の出荷といった物流の向上も見込む。同社は1965年設立で年間売上高約40億円。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27109870Z10C18A2LA0000/

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